複合手術を含む高齢者MVRの短期?中期成績に関する臨床研究について
昭和大学横浜市北部病院では、下記の臨床研究(学術研究)を行います。研究目的や研究方法は以下の通りです。この掲示などによるお知らせの後、臨床情報の研究使用を許可しない旨のご連絡がない場合においては、ご同意をいただいたものとして実施されます。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
この研究への参加を希望されない場合、また、研究に関するご質問は下記問い合わせ先へご連絡ください。

所属:昭和大学横浜市北部病院            氏名:寺田 拡仁
住所:横浜市都筑区茅ヶ崎中央35-1          お問合せ:
terada.h@med.showa-u.ac.jp


1.研究の対象および研究対象期間


2015年5月1日~2021年12月31日までに昭和大学横浜市北部病院循環器センターで僧帽弁置換術(複合手術を含む)を実施した患者さん


2.研究目的?方法


日本は世界で最も高齢化が進行した国の一つです。それに伴い、心臓手術を受ける患者の年齢もまた高齢となっています。しかし、高齢の患者さんは、非高齢の患者さんと比較して、臓器予備能が低いことや、悪性疾患や腎不全などの併存疾患を伴うことや、弁膜症に加えて不整脈や冠動脈病変などを合併することが多く、より慎重に手術適応を判断する必要があります。
本研究の目的は、弁膜症手術の中でも僧帽弁置換術(複合手術を含む)に焦点を当て、75歳未満の患者さんと75歳以上の患者さんを2つの群に分け、術後の早期?中期成績を明らかにすることで、高齢の患者さんに対する僧帽弁置換術の妥当性について、過去の診療録を用いて比較検討します。
 
研究期間
昭和大学における人を対象とする研究等に関する倫理委員会審査後、委員会から発行される「審査結果通知書の承認日」より、研究機関の長の研究実施許可を得てから2024年3月31日までです。


3.研究に用いる試料?情報の種類


患者背景(年齢、性別、身長、体重、BMI、体表面積、診断名、既往歴、現病歴、併用薬、入院日、転棟日、退院日、入院期間、転帰)、臨床検査項目(血液、生化学、X線、心臓超音波検査)、手術内容(人工弁種、輸血量、人工心肺時間、心停止時間、挿管時間)など、患者さんの診療録(検査画像データも含む)を使用いたします。


4.お問い合わせおよび研究への利用を拒否する場合の連絡先


本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出ください。また、試料?情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象者としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

所属:昭和大学横浜市北部病院            氏名:寺田 拡仁
住所:横浜市都筑区茅ヶ崎中央35-1          お問合せ:terada.h@med.showa-u.ac.jp
研究責任者:寺田 拡仁(昭和大学横浜市北部病院 循環器センター心臓血管外科)